2010年1月26日火曜日

負けても悔しがらない国は、復活できない - 日経ビジネスオンライン

負けても悔しがらない国は、復活できない - 日経ビジネスオンライン
 問題の本質を象徴する事例があります。日本の携帯電話メーカーの世界シェアは過去10年間で激減し、20%以上から6%台になりました。日本人が衝撃を受けないわけがないと思っていましたが、現実は違った。

 本当にショックを感じている日本人に、全くと言っていいほど出会わないのです。携帯電話では10年で日本勢のシェアが3分の1以下になり、対照的に、サムスン電子やLGエレクトロニクスのシェアは2倍以上になった。明らかに事態は深刻です。

 にもかかわらず、負けても「仕方がない」とヘラヘラ笑っているようにさえ見える。本気になって悔しがって、必死で勝つために努力しているのか。答えはノーではないでしょうか。

 携帯はほんの一例で、ほかにも負ける分野が増えている。日本メーカーには技術力があり、マーケティング力が問題とも言われますが、もっと足りないものがある。「今のままでは日本の国も企業も滅びてしまう」という強い危機意識です。

自分を顧みて正直、耳が痛いと感じた。

「必死で勝つために努力しているのか」

この問を、忘れずに、心にとどめておかなくてはならない。

自分のためにも、この国のためにも。

1 件のコメント :

  1. まず努力しているかどうかの前に、負けていると認識しているかどうか、ということが問題ではないかと。その認識のためには、世界という視野が必要だと思います。

    まさに「井の中の蛙、大海を知らず」です。今、日本は再び坂本龍馬の時代と同じ状況にあるのじゃなかろうか・・・と最近よく思います。

    先人たちがそういった時代をどう乗り越えてきたかを今こそ知るべきだなぁと思います。

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