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2012年10月29日月曜日

YouTube動画をダウンロード可能にする機能はTOS違反。・・・だよね?

YouTubeの動画をダウンロードさせるアプリケーションがApp Store等で幾つも公開されている。中には有料のアプリだってある。これってアリなの?と普段から気になっていたので調べてみた。


Terms of Service - YouTube — Google Developers

I. API Use
Compliance with Terms.
You may use the YouTube API, and the data, content, and information made available through the YouTube API ("API Data"), in connection with a website or software application ("API Client") developed by You only in accordance with the terms and conditions of this Agreement, the YouTube Terms of Service (currently located at http://www.youtube.com/t/terms), the YouTube API documentation and specifications (currently located at http://code.google.com/apis/youtube/overview.html), and the developer credentials and API Client IDs assigned to you by YouTube.


「開発したWebサイトやアプリケーションで、YouTube APIを通してデータ、コンテンツなどの情報を扱いたい場合は、YouTubeの利用規約、YouTube APIのドキュメント・仕様、開発者証明、YouTubeのAPI Client ID(YouTubeによって割り当てられたID)への合意によってのみ使用を許可される。」意訳するとこんな感じか。


そして、YouTubeの利用規約の「5. お客様によるサイト上のコンテンツの使用」の項目Bには、ダウンロードを許可しない記述がある。

本コンテンツは、「現状有姿」でお客様に提供されています。お客様は、本コンテンツに、本サービスの機能により意図されており本サービス条件により認められている限度で、参考目的での個人的な利用のためにのみアクセスすることができます。お客様は、「ダウンロード」または同様のリンクが本コンテンツについて本サービス上でYouTubeにより表示されている場合を除き、いかなる本コンテンツもダウンロードしてはなりません。

「本サービス上でYouTubeにより表示されている場合」はダウンロードはOK、ダウンローダーのようなソフトウェアのダウンロードリンクはダメ、という所まで書いてある。動画のオーナーだったら自分がアップした動画にはダウンロードボタンが付いているが、それのみOKということだろう。


ダメ押しで、FAQにもちゃんと書いてある。

YouTube 動画をダウンロードできますか?

いいえ。YouTube 動画をサイトからダウンロードまたはそれを試みるサービスを提供しているウェブサイトは数多くあります。しかし、コンテンツの提供時に YouTube によって「ダウンロード」リンクまたはそれに類似するリンクが表示されている場合を除き、YouTube 動画をダウンロードすることや外部のアプリケーションを使用して動画をダウンロードすることは、動画所有者の著作権を侵害し YouTube の利用規約に違反する行為です。


やっぱり、YouTube動画をダウンロード可能にする機能はYouTubeのTOS違反だ。

でも、そんなアプリでもApp Store等の審査で弾かれないのが不思議。

App Store等にしてみれば、自らのTOSを遵守しているかは確認するが、そのアプリが利用しているAPIまでの遵守確認は行わない、そこまでは知ーらない、ということか。


ダウンロードできると便利なシーンはいろいろあるが・・・。でもTOSに反するようなアプリをユーザーさんには使わせられない。

自分がアプリを作るときにはTOSに反しないように意識しておく。

2010年12月10日金曜日

15分以上の動画がアップ可能なYouTubeユーザーに選ばれたらしい。それで、何分まで可能なのだろう?

YouTubeで15分以上の動画がアップ可能になったというニュースが、TechCrunchで出ていた。
YouTube Begins To Remove Its Video Time Limits

お試しに、YouTubeアカウントでログインしてアップロードリンクをクリックしてみたら、こんなインフォメーションが。


どうやら15分以上の動画がアップ可能なユーザーとして認められたらしい。

なぜ?
動画本数は200本ほどだし、そんなに再生回数も多くない。
著作権に反するコンテンツがないから?
・・・わからない。

でも、選ばれたというだけで、ちょっと嬉しい気分になってしまう(^^;)


しかし、残念ながらアップしたいと思う15分以上の動画がないので、どうしようもないのだが、何分間の動画までアップ出来るのかは気になる。

2010年7月23日金曜日

YouTube video in Flash players vs. HTML5 players

YouTubeの動画をエンベッドする新しいやり方ができた。

新しいエンベッド方法の特徴は、iframeを使うことと、環境によってはHTML5とFlashと、どちらで再生するか自動的に判断される機能が追加されたことだ。
YouTube API Blog: A New Way To Embed YouTube Videos

以前、YouTube動画をHTML5で再生させたときは、その画質にがっかりした。

2010.01.29
明日に向かって昇龍拳:HTML 5のビデオコーデック--YouTubeの選択に異議を唱えるモジラ:スペシャルレポート - CNET Japan

今回、改めて試してみてたら、まず、360pと720pとビデオサイズが選択できるようになっていた。
360pだと画質がガッカリなレベルなのだが、720pにするとオリジナルと遜色なく美しい。


<HTML5>


以下はFlashで再生させた場合。同じ720pで再生させてみたが、HTML5の方が美しいと言えるかもしれない。


<Flash>

音質に関しても遜色なかった。
Flashより、HTML5の方がクリアだったと言えるほど。


ただ、残念なのは、HTML5だと動画の両脇に黒い線が入ること。原因は不明。

そして、さらに残念なのはフルスクリーン機能。

HTML5では、ブラウザである限界なのでしょうがないのだが、フルスクリーンにしても精一杯はこのレベル。ブラウザのフルスクリーンなのだ。


<HTML5>

Flashでは、勿論、ディスプレイいっぱいでフルスクリーン。


<Flash>

でも、機能面、品質面共に、徐々にFlashに近づいてきているようだ。


最後に、新しいエンベッド方法を使って、iframeで動画を埋め込んでみました。
環境によって、HTML5とFlashと、どちらで再生するか自動判定されるのでしょうか?

2010年5月30日日曜日

YouTubeのプレイリストでシャッフルのインターフェースが出る場合と出ない場合

YouTubeのプレイリストで、シャッフル再生のインターフェースが表示される場合と、表示されない場合があることに気づきました。


このシャッフル(オン)やシャッフル(オフ)のインターフェースが出るものと出ないものがあるのです


以下、その情報の整理。
()の中はバージョン番号です。

[Windows XP SP3]
・Google Chrome(5.0.375.55) → ○
・Internet Explorer 8(8.0.6001.18702) → ×
・Mozilla Firefox(3.6.3) → ×
・Apple Safari(4.0.5) → ×

[Windows Vista SP2]
・Google Chrome(5.0.375.55) → ○
・Internet Explorer 8(8.0.6001.18904) → ×
・Mozilla Firefox(3.6.3) → ×
・Apple Safari(4.0.5) → ×
・Opera(10.53) → ○
・Lunascape6(6.0.3) Trident → ○/Gecko → ×/WebKit → ○
・Sleipnir(2.9.4) → ×

[Mac OS(Snow Leopard 10.6.3)]
・Google Chrome(5.0.375.55) → ×
・Mozilla Firefox(3.6.3) → ×
・Apple Safari(4.0.5) → ×
・Opera(10.53) → ×

Vista上にしかOperaとLunascapeをインストールしていなかったので、OperaとLunascapeはVistaでしか動作の確認が取られませんでした。もしかしたらXP上でも、OperaとLunascapeは同様の動作をするかもしれません。

同じバージョン番号のブラウザでも、OSが異なると動作しなかったり、この違いは何なんでしょうねぇ。


ちなみに、動画再生サイズは必ず「360p」(最も小さいサイズ)にしないと、そもそもこのシャッフルのインターフェースは表示されません。最小サイズ以外では、シャッフル再生が可能なブラウザでも、シャッフルのインターフェースが表示されなくなるのでご注意。


360pの最小サイズでの再生でないと、そもそもシャッフルのインターフェースは表示されません

うーむ、動画再生時のサーバ負荷を減らそうというYouTube側の意図を感じますねぇ。


※追記 2010.07.10※

Windows XP SP3で、「Opera(10.60)」と「Lunascape(6.1.7)」についても動作を確認してみました。

・Opera(10.60) → ○
・Lunascape(6.1.7) Trident → ○/Gecko → ×/WebKit → ○

Vistaでの動作と同じ結果となりました。

また、Internet ExplorerとSleipnirでも、互換表示モードにすると、シャッフルのインターフェースが表示されました

2010年1月29日金曜日

HTML 5のビデオコーデック--YouTubeの選択に異議を唱えるモジラ:スペシャルレポート - CNET Japan

HTML 5のビデオコーデック--YouTubeの選択に異議を唱えるモジラ:スペシャルレポート - CNET Japan

HTML5のビデオサポートが開始されたYouTube。
その動きと関連して、これからHTML5でどのビデオコーデックが標準となっていくのか、という議論が巻き起こっているようだ。

イメージデータの場合、使われるフォーマットは大抵、GIF、JPEG、PNGだが、過去に起こったUnisysによるGIFのライセンス問題は、とても強く記憶に残っている。

今度は動画のエンコーダとデコーダで、H.264を押すのか、フリーライセンスのOgg Theoraを押すのか、という議論が起こっている。現在、ブラウザの状況も分かれているようだ。

FirefoxはOgg Theoraをサポート、Operaもそうしようと取り組んでいるらしい。Appleの「Safari」はH.264をサポート。「Internet Explorer」はどちらもサポートしておらず、Googleの「Google Chrome」は両方をサポートしているらしい。

今はまだ、インターネット上でH.264コンテンツを提供するコストはゼロだが、2010年より後にこの状況が変わることはほぼ確実と言っている方もいる。

新しくブラウザを作る開発者やWEBコンテンツ開発者、そしてコンテンツやアプリケーションの開発支援ツールの開発者にとって、参入の障壁にならないような状況になればと思っているが。

早く叡智を集めて標準をまとめるべきだ。あれにもこれにも対応しないといけないという負荷は不毛だ。


ちなみに、YouTubeのHTML5のプログラムにオプトインしてみた。音についてはHTML5版の方がクリアな印象だが、その他の点については、今はまだFlash版に軍配が上がる。

HTML5ではまず、画質が粗く、ピクセルが見える。

<HTML5版>


<Flash版>


また、コメント欄の時間をクリックしてそのタイムラインにジャンプする機能も使えない。

ただ、プラグインを使わずに再生出来ているということはスゴイな。