佐藤 それはやっぱり、2人の間に揺るぎない信頼関係があるので。周囲から「よく夫婦で仕事ができますよね」と言われることは多々ありますが、公私共にパートナーだからこそできるのです。この人を利用して儲けてやろうとか、自分もマネジャーとして名を上げてやろうとか、全然思わない。私は彼にとって本当に必要なことだけを考え抜いているし、彼もそれを知っている、という前提があるので。
アートディレクターの佐藤可士和さんのマネージメントを、奥様である佐藤悦子さんが担当なさっているとは知らなかった。
彼の名前がまだ一般的に知られていないときに、悦子さんの勧めで、気が乗らない仕事でも「夫のPR作戦」として名前を知ってもらうために引き受けていた。それは、お二人の間に圧倒的な信頼感があるからできていた、と。
「公私共にパートナーだからこそできる」という言葉は、同じように夫婦で仕事をしている私には、とても説得力がある。
夫の才能や力が純粋に素晴らしいと思っている、その思いのパワーは、仕事をする時かなり大きな影響力となり、力の源にもなっていると思う。
佐藤可士和さんと悦子さんのように、いつまでも同じフィールドで夢を追えるような関係になれたらいいな。
佐藤可士和さんの成功には奥様の力も相当影響していたとは知らなかったです。意外と夫婦で仕事している人もいるんですね。
返信削除問題は夫婦で仕事ができる関係をどこまで続けられるかだと思いますが、お互いを尊敬する気持ちがある限り続くと思っています。
その尊敬を維持するためには、お互いに自分のフィールドで尊敬に足りる仕事・努力をしているかどうかだと思います。
そのためにも、やはり「努力」だぁ〜！