2010年11月5日金曜日

メドベージェフ大統領が国後島でツイート

There are so many beautiful places in Russia! Here is Kunashir  on Twitpicメドベージェフ大統領がTwitterアカウントを持っていると知り、彼のツイート @KremlinRussia_Eを見てみたら、案の定、国後島を訪れた際の写真がTwitpicに掲載されているorz。

なぜ現在のあの島の状況を、メドベージェフ大統領の写真から知らなきゃならないんだ。

There are so many beautiful places in Russia! Here is Kunashir http://twitpic.com/32zmwrless than a minute ago via Twitpic



その2つ前のツイートには、国後島を訪れる理由と見られる彼の意思がツイートしてある。

It is the president's duty to oversee the development of every region of the country, including the most remote ones.less than a minute ago via web



国後島がロシアの領土であれば、このツイートはなんら問題はない。その通りだ。

だが、国後島は日本の領土だ。

いや、国後島、択捉島、色丹島、歯舞諸島といったいわゆる北方四島だけでなく、占守島までの千島列島全域と南樺太までのいわゆる北方領土までが、日本の領土だと私は考えている。


日本の首相官邸ページにあたるであろう、クレムリンニュース下のロシア大統領ページ。
President of Russia(英語版)
Президент России(ロシア語版)

まず、眼につくのが「News map: in the Russian regions / in the world」というFlashコンテンツ。
マウスオーバーすると、メドベージェフ大統領がいつ、何で訪れたのか、概要を表示する。

特徴的なのは、過去に訪れていて記事があるところが濃い色で、訪れておらず記事がないところが薄い色で表示されていること。これにより、彼がまだロシア領土で訪れていないところが明確に分かるようになっている。また逆に、大統領がいかにロシア各地を訪れて活動しているかも分かるようになっている。

ロシア語版では全領土が濃い色で塗られている。もし国後島を訪れなければ、国内版マップではサハリン領域だけずっと薄い色で表示されていたのかもしれない。国後島を訪れたのは、このマップを埋める一環ということもあったかもしれない。

ちなみに、英語版ではところどころ薄い色がある。英語版ニュースとして記事にするまでもない国内ニュースがあるので、国内と国外でマップデータが異なるのだろう。

トップページに、このロシア領土を表示するFlashコンテンツがあるということは、どれだけロシア政府が領土や領海を意識しているかということを表している。領土・領海に対して意識を強く持つことは、私は、ごく当たり前のことで、あるべき姿だと思う。


一方、日本の首相官邸の英語版ページ。
Prime Minister of Japan and His Cabinet

領海や領土を象徴するコンテンツは無い。
また、残念だが、ロシア政府のページの方がリッチに感じる。なぜだろう。

まず、日本は、コンテンツが少ないように感じる。
また、首相官邸ページにはファビコンがない。ロシアのものにはロシア国旗をあしらったものが設定されている。
そして、ロシア政府のページは、政府の公式TwitterやYouTubeチャンネルへのリンクがトップにある。各記事には、FacebookやTwitterへ投稿するリンクも設けられている。

あと、私はサイトのソースを見る癖があるのだが、ロシアのものはコメントが英語で書かれていて、ソースが整理されていて美しい。日本のものは日本語のコメントが随所に見られ、ソースがあまり美しくない。

首相官邸ページの日本語版はまだよい。だが、英語版のページははっきり言ってショボい。閣僚一覧ページなどは、Web 2.0どころではなく、Web 1.0レベルに感じる。
Members of the Kan Cabinet


先の記事「Twitter外交で日本の存在感なし | Twitter diplomacy: Who Follows Whom Among World Leaders」にも書いたが、日本政府の発信力を向上させる必要を、強く感じる。