2010年11月15日月曜日

メドベージェフ大統領のツイート「解決できない紛争よりも経済協力の方が有益」には承服できませんね

ロシアのメドベージェフ大統領が週末のAPEC期間中につぶやいたツイート。

Met with Japan's prime minister. I'm certain that economic cooperation is more useful than irresolvable disputes.less than a minute ago via web



「日本の首相と会った。解決できない紛争よりも経済協力の方が有益であると私は確信している。」

訳すと、このような感じでしょうか。


まず、日本の首相について名前を書いてらっしゃらないのが気になります。
文字数は余裕で140文字以内に収まっているので、「Naoto Kan」くらい入るでしょう。

日本の首相は変わりすぎてもう名前が覚えられないということかもしれませんが、会談相手の名前を書かないのは失礼だと思います。

菅政権は多くの面で支持できませんが、自国の首相に失礼な態度を取られるのは承服できませんね。

ちなみに、メドベージェフ大統領がAPECで会談した相手についてツイートしたのは、上記の菅首相との会談だけでした。そういった意味では、多分に日本を意識しているのかもしれません。


さらに今日、福山哲郎官房副長官はNHKの番組で、メドベージェフ大統領が菅首相と会談した際、自らの国後島訪問について「北方領土に行くのが悪いことなのか」と発言していたと、明らかにしました。
「北方領土訪問、悪いのか」=ロシア大統領、菅首相に (時事通信) - Yahoo!ニュース

当然、悪いことです。

旧ソ連による北方領土への侵攻は、日本がポツダム宣言を受諾したことを連合国に告げ、敗戦を受け入れた後、つまり戦争が終結した後に行われたものであり、国際法にも反する不当なものです。

それから今日まで続く北方領土の占領も不当なものであり、北方四島のみならず、南樺太、占守島以下の千島列島の当時日本領土だった場所は、変わらず日本領土のままなはず。にも関わらず、旧ソ連・ロシアの占領で、もう北方領土にはロシアの方々が住んで何十年も経ってしまっている。

このような、明らかに両国間の領土問題の懸案となっている場所へ、日本の許可無く行くことは到底承服できません。


日本の外交には、ぶれずに原則論を主張して欲しいと望みます。