グーグルの最新のデータセンターは非常識なほど進化している - Publickey
データセンターと言えば、大きな耐震ビルの中にラックがズラッ~と整然と並んでいる、寒いところ。そういうイメージを持っている。
しかし、Googleのデータセンターは、まるで工場のようだ。ビルではない。
それに整然としているというより、何処と無く雑然としている。
上記のビデオでは冷却水と外気を組み合わせて、できるだけ電力を消費せずにサーバを冷却する仕組みが紹介されていた。
でもそれも少し前までの話で、もうサーバは冷やさないでおこう、というのが、最新のGoogleのデータセンターらしい。
Google’s Chiller-less Data Center « Data Center Knowledge
このデータセンターはベルギーにある。ベルギーの温度は華氏66度から71度(摂氏19度から21度程度)なので冷房装置が要らないらしい。
上記ページで、もしベルギーの温度が上がったらという質問に、ベルギーのデータセンターの機械をオフにして、その負荷をほかのデータセンターに切り替える、という答えが。データセンターを世界的にネットワーク化しているGoogleだから可能なのだろう。しかも冷房で冷やすんじゃなく、電源を切ってしばらく放置したら冷えるんじゃない?っていう考え方。ワオ!
しかも、クラウドの世界では、”Follow the Moon”と言って、世界中の夜を追いかけるようにデータセンターを稼働させるコンセプトが議論されているらしい。夜だと気温も低く、電気料金も安く設定されているところが多いからだと。
もう、データがどこにあるとか、どのサーバを使っているとか、切れ目がなくなっていく。
スゴイ~!!
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