2010年9月23日木曜日

B-1グランプリの歩き方。極意は行列の回転率の見極めにあり。

先週末の18・19日に地元、神奈川県厚木市で開催されたB-1グランプリ第5回大会へ行ってきました。

本厚木駅から会場に向かって、人がどんどん吸い込まれるように流れていたので、人出がすごいだろうなと予想していましたが、予想以上!

B-1での食事の仕方は、食事チケットと言われる前売り券を会場で購入して、料理をもらう時にその金額分のチケットをお店に渡すという仕組み。なので、まずはなによりその食事チケットを買うことが必要。

でも、それすら既に行列orz。

ようやく会場内に入れても、で、どこでチケット買うの?と右往左往している方も結構いらっしゃいました。

これだけ会場が混雑していると、普通ののぼりでは役に立ちません。運営側は戦国時代さながら、ここがポイントだぞ!と高~くのぼりを掲げる必要があるなと思いました。チケットを買うところやゴミ捨て場、迷子預かりの本部など。

やっとチケットを買い終わり、いざ並んで食べようと思っても、一時間待ち、二時間待ちは当たり前。行列が並びすぎて行列に並ぶことそのものを制限するお店も。



最初に並んだのは北海道富良野市の「富良野オムカレー」でした。なんと2時間待ち!途中何度もリタイアする衝動に駆られましたが、なんとか己に打ち勝ちました。ク~(>_<)。その勝利の味は特別でした。カレールーだけでなく、プチプチのトマトやお米も美味しかったです。



オムカレー後は隣のブースだった岡山県真庭市の「ひるぜん焼そば」を頂きました。正直見た目はあまりぱっとしませんが(^^;)、山椒をかけた焼きそばの味は美味でした。極上かしわ肉がいい味を出していました。



また、秋田県仙北市の「あいがけ神代カレー」。黄色いバッグを会場で配ってらっしゃいましたが、役に立ちましたし、宣伝効果としても良かったと思います。多くの人が神代カレーのバッグを背負ってました(^^)。

神代カレーのキャラクター、カレンジャー。看板の右側で、トラクターに乗っているのもカレンジャーです。こういう細かいところが好きですね。



第二会場は厚木野球場で。いやあ、こっちはこっちでやっぱり人が多かった!



汗だくで230人分のキムチ鍋を一気に作っているのは岐阜県各務原市の「各務原キムチ鍋」。第3回大会で3位になっただけあり、客を待たせず、スタッフの動きも効率的に見えました。いや~、暑い中お疲れ様でした。



岩手県北上市の「北上コロッケ」。北上調理師会の人たちが北上には何も特産がないということで、町おこしとして考えられたコロッケだとのこと。箱に貼ってあるシールも手作り感があって好感が持てます。名産は、創りだすものなのかもしれませんね。



北上コロッケの隣のブースだった岡山県津山市の「津山ホルモンうどん」。ここも回転率が高かったですね。スタッフの動きに無駄がない。だから早く料理が出せる。そうすると多くのお客さんに食べて評価してもらえる。正に好循環です。



そして、どの会場でも目にしたものが2つ。まずは厚木名物となった「シロコロ・ホルモン」。シロコロ・ホルモン探検隊の方々が広めてくださった厚木のシロコロ・ホルモンも、今や全国レベルで知られるようになりました。この日はどこの会場でも長蛇の列で、暑い中、一生懸命焼いてらっしゃいました。本当に感謝です。



二つ目は「横手やきそバンド」。どこの会場でも彼らのパフォーマンスを目にしたので、まるで一緒に会場を移動しているようでした。今でも耳に残っています。「横手やきそば~」♪。厚木市は秋田県横手市と友好都市ですが、今回、更に親近感が増しました(^-^)。


< B-1の歩き方 >

今回、B-1グランプリを初体験して痛感したのは、「回転率 > おいしさ」。つまり食べる側としては、いかにおいしくても、待ち時間が短いことの方が価値として上回るということ。

会場は10時から16時までと時間制限があり、また、ブースによっては予定量を消化してしまって売り切れになることもあります。

あくまでも「大会」なので、メインイベントは食べて評価することだとしたら、多くの団体を回って少しずつでも食べて評価をしたい。1つのブースに長時間並ぶことはできるだけ避けたい。

そうすると、食べる側としては以下の点に注目するとよいでしょう。

  1. 食事を作っているスタッフの数が多いこと
  2. 食事を作っているスタッフが効率的に動いていること
  3. 行列が滞りなく流動していること
  4. 行列を整理しているスタッフが「只今○分待ちです」と具体的に待ち時間を言ってくれること
  5. 行列が発生しても、客を飽きさせないような工夫をしていること(うちわで扇ぐ、差し入れをする、余興で楽しませるなど)

今回、上位になったグループは、以上の点がとてもよく出来ていました。

1位になった山梨県甲府市の「甲府鳥もつ煮」。回転率は高かったのですが、人気で行列が出来ていました。その時も「今25分待ちです」とスタッフが声だししていましたね。そして、ここは行列を飽きさせないように、踊ったり、コントっぽいものをやったり、凄く工夫されていました。また、そういうことをやると傍から見ても目立つんです。宣伝効果も高かったと思います。

そして2位になった岡山県真庭市の「ひるぜん焼そば」。上でも紹介しましたが、ここは本当によくマネージメントされていました。誰かプロジェクトマネージャーがいるのかと思うくらい。

まず、スタッフが多い。そして誰もぼーっとしていない。みんなチャカチャカと有機的に動いている。だから関心するほど回転率が高い!


並んだのはたった5分ほどで、ほとんど並ばずに食べることが出来ましたが、その間も岡山名産の「ピオーネ」や「蒜山(こう書いてひるぜんとよぶんですね)ジャージーサブレ」を配ったり、心配りがされていました。そういったところにお客さんは喜んで、2位という結果も出たんだと思います。


次回は兵庫県姫路市で第6回大会が開かれるようです。今度行かれる方は、上記の注意点を参考になさってください(^-^)。


帰り際、駅前に「ありがとうございました」の垂れ幕が掛かっていることに気づきました。ということは逆から見ると、やっぱり「ようこそ!あつぎへ」。こういうちょっとしたおもてなし感がいいですね。


各会場で多くのボランティアさんがゴミを集めたり、お客さんを誘導したりしてらっしゃいました。今回の人出は主催者発表で43万5000人だとのことですが、これだけ多くの方々をもてなせたのも、こういったボランティアさんや厚木警察の方々のおかげですね。皆様に感謝です!