2011年11月29日火曜日

ゲームコンテンツ販売に厳しい韓国でAndroid Marketのゲームカテゴリーが解禁された

昨年、韓国のAndroid Marketでもアプリの購入・販売ができるようになったが、韓国のAndroid deviceのアクティベーション数はトップクラスのようだ。

今日のAndroid Developers Blogの記事によると、Android Marketでのアプリダウンロード数も激増していて、今や2番目にアプリダウンロードが多い国とある。

あれ、日本は何位なのだろう。

Android Developers Blog: Games Coming to Android Market in Korea
Korea has quickly become one of the top countries in Android device activations. In parallel, we’ve also seen tremendous growth in app downloads from Android Market. Korea is now the second-largest consumer of apps worldwide.


その韓国では、ゲームの扱いが非情に難しい事は以前ブログに書いた。

明日に向かって昇龍拳: 韓国でもAndroid Market内の有料アプリが購入できるようになったが販売はできない
韓国には「ゲーム物等級委員会」というゲームの有害性をレーティングする委員会があり、その委員会の事前審議を受けていないゲームコンテンツは韓国内で販売できない、というルールがある。

よって、韓国のApp Storeでは、ゲームカテゴリーそのものが存在せず、マイクロソフトは「ウィンドウマーケットプレイス」のサービスを2009年11月から開始していたが、2010年1月に中止。Googleが今年4月に韓国でAndroid Marketをオープンしたときには、Android Marketでのゲーム関連アプリのダウンロードについて、委員会と衝突していたとのこと。知らなんだ。


ところが今日、ようやくゲームカテゴリーも韓国のAndroid Marketへ加えられたようだ。

Androidアプリ市場がますます広がっている。

2011年11月28日月曜日

あゆコロちゃんがゆるキャラグランプリ2011で27位に。レッドカーペットを歩く姿がカワイイね(^@^)v

2011年9月15日から11月26日まで行われた「ゆるキャラグランプリ2011」。

神奈川県厚木市からは市のゆるキャラ「あゆコロちゃん」が初ノミネート。毎日ポチポチと投票をしながら、昨日までの一ヶ月ほど、順位やポイント数のスタットを取ってみた。結果は以下のとおり。


順位の変化
※グラフでは下がっているように見えるのですが、順位は上がっています(^^;)

ポイント数の変化

振り返ってみると、11月初めまで、ほぼ毎日1位ずつランクアップしていたが、最後の10日間ほどはずっと27位で定着(^^;)。最終的には27位で総ポイント数は24,014ポイント。

初参加で、しかも遅まきながらの参加だったにも係わらず、よく健闘したのかな。来年はトップ20に食い込みたいね。


昨日、埼玉県羽生(はにゅう)市で行われた「ゆるキャラ(R)さみっとin羽生」で、あゆコロちゃんがレッドカーペットを闊歩している姿が市のHPに掲載されている。



しかし、グランプリに登録しているキャラクターを見ていると、いろんなキャラがいるんだなあと感心した。名産や地名にちなんだものが多くて、その土地に住む方の愛情を感じるね。

ゆるキャラ提唱者のみうらじゅん氏によると、ゆるキャラの定義は以下の3点らしい。

  • 郷土愛に満ち溢れた強いメッセージ性があること。
  • 立ち居振る舞いが不安定かつユニークであること。
  • 愛すべき、ゆるさ、を持ち合わせていること。

自分が特に惹かれるポイントは、3番目の「愛すべき、ゆるさ、を持ち合わせている」という所かな(^^;)。ある意味の不完全さ、洗練されてなさに、逆に惹かれる。その土地に住んでいる人の手垢を感じるのかな。


ゆるキャラグランプリはB-1グランプリと共通するものを感じる。

この街の特徴って何?売りって何?昔からある食べ物って何だろう?と知恵を絞ってひねり出した結果、産まれるキャラクターやB-1グルメ。

まちおこしを、何か大きな箱物に頼らず、知恵を出して、盛り上げて、解決しようとしているところがいいね。

2011年11月2日水曜日

厚木のあのウマイ牛乳は牛舎間借りの4頭体制で作られていたのか?!

夢未市へ行くと必ず買ってしまう、河内賢一さんの牛乳とヨーグルト。決して安くはないのだが、リアルな濃い牛乳が味わえる。本当においしい。

厚木市のサイトで紹介されていた「厚木市:農業に夢を抱く」では、その河内賢一さんが紹介されていた。

なんと河内さんは牛舎を持たず、他の方の牛舎に間借りをして、牛4頭を育てているとのこと。牛舎を間借り?!畜産業界のMVNO?そういう体制もあるんですね。

しかも牛さんは4頭。いい意味で「たった」それだけの牛さんしかいなくても、あれだけのおいしい牛乳が作れるということが驚き。


誰かに与えられる価値というのは、規模の問題じゃないんですねえ。いや、逆にそれだけの元手で、あんなにおいしい牛乳を提供できるというのは、とても効率が高いとも言える。


起業していると、人と話すときによく聞かれることがある。
「資本金はいくらですか?」
「社員は何人いらっしゃるんですか?」

あまり自慢できるものじゃないその数を、心のなかではどこか忸怩たる思いで答えるのだが、改めて考えると、その質問に別に他意はなく、単純な疑問なのかもしれないね。

自分自身、河内さんの牛4頭間借り体制を聞いても、単純な驚きしかなかった。


卑下せず、奢らず、足元をしっかりみて一歩一歩やっていくこと。これが大切なんだね。そういうことこそすぐに忘れて迷ってしまうんだ(^^;)