年に一回、ioraとTahnyaが行っている「ツフムカとヤカチヒルカの夜」も今年で四回目。
5月20日、渋谷ACOUSTIC LIVE BAR七面鳥で行われた、その第四夜へ行ってきた。
ちなみに、ツフムカがioraで、ヤカチヒルカがTahnya。携帯で、かな入力すると名前の理由が分かるらしい(^^)。
Tahnyaがioraと一緒に演奏するとき、実は少し不安になる。
どことなく、Tahnyaが引いている感じがして、いつものTahnyaの良さが出し切れないように感じるからだ。「iora、すごいなあ」みたいに後輩っぽく収まってしまう感じ。
この二つのバンドは静と動のような違いがあるから、パワーだけで言うと、「動」なioraの方が、お客さんには印象に残るかもしれない。
でも、TahnyaにはTahnyaの良さがある。
深く染み入るような、全てを包み肯定するような祈りのパワー。
臆することなく、どんどん行けばいいのに!と歯がゆく感じることもあった。
しかし、今回は違った。
Tahnyaパワー全開だった。
特に、ioraの曲「野良犬ベルデ」のカバーは素晴らしかった。
ボーカル以外のパートをヒラタ君が一人でギターで頑張るというところがいい。
「ツフムカとヤカチヒルカの夜」の特徴は、ユニットの垣根を越えたコラボレーションで、今回のコラボレーションは、お互いの曲のコードを基に「Re作曲」するという試み。
ioraの曲「まぼろし」を基にTahnyaが作った曲は「ハレルヤ」。
曲のタイトルのように、Holyなイメージが広がる。
終りが見えない真っ直ぐな道をひたすら歩んでいくような修行のような人生。
この息苦しいような永遠へ向けて「ハレルヤ」なのか?
スケジュール調整して、来年のツフヤカも行くど~ヽ(`Д´)ノ