2011年11月2日水曜日

厚木のあのウマイ牛乳は牛舎間借りの4頭体制で作られていたのか?!

夢未市へ行くと必ず買ってしまう、河内賢一さんの牛乳とヨーグルト。決して安くはないのだが、リアルな濃い牛乳が味わえる。本当においしい。

厚木市のサイトで紹介されていた「厚木市:農業に夢を抱く」では、その河内賢一さんが紹介されていた。

なんと河内さんは牛舎を持たず、他の方の牛舎に間借りをして、牛4頭を育てているとのこと。牛舎を間借り?!畜産業界のMVNO?そういう体制もあるんですね。

しかも牛さんは4頭。いい意味で「たった」それだけの牛さんしかいなくても、あれだけのおいしい牛乳が作れるということが驚き。


誰かに与えられる価値というのは、規模の問題じゃないんですねえ。いや、逆にそれだけの元手で、あんなにおいしい牛乳を提供できるというのは、とても効率が高いとも言える。


起業していると、人と話すときによく聞かれることがある。
「資本金はいくらですか?」
「社員は何人いらっしゃるんですか?」

あまり自慢できるものじゃないその数を、心のなかではどこか忸怩たる思いで答えるのだが、改めて考えると、その質問に別に他意はなく、単純な疑問なのかもしれないね。

自分自身、河内さんの牛4頭間借り体制を聞いても、単純な驚きしかなかった。


卑下せず、奢らず、足元をしっかりみて一歩一歩やっていくこと。これが大切なんだね。そういうことこそすぐに忘れて迷ってしまうんだ(^^;)

2 件のコメント :

  1. 確かに日本では「資本金はいくらですか?」「従業員は何人いらっしゃるんですか?」と聞かれることが多いですね。

    しかし、海外ではまず「どんなことをやってるの?」と聞かれるそうです。

    その話を聞いて、やっぱり大切なのは形じゃなくて、その内容なんだと思いました。

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  2. 独立総合研究所の青山繁晴氏曰く、「飛行機のどこの席に乗っているの?」と聞かれることも多いそうです。つまりビジネス以上に乗っている=それなりの格、とか、儲かっている、とか、そういう指針だそうです。

    そういうの関係ないじゃんって思っているようで、やっぱり自分もどこかそういう罠にはまっているかもな、と思った次第です。

    でも、もう吹っ切れましたね。
    それを河内さんは教えてくれました。

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