11月2日、Google MapsのStreet View機能がドイツ国内の一部に導入された。
現在は20都市5つのランドマークのみに対応している。
Google LatLong: A special preview of beautiful Germany in Street View
ストリートビューのドイツ導入は、個人のプライバシーを侵害するとして反対が多く、なかなか進まないと報じられていたが、写真を見ると、なんだかすごくウェルカムな雰囲気の写真が多い(^^;)。
Picasa ウェブ アルバム - a+o GmbH - Street View s...
反対が多くても、Googleは、オプトアウト(個人宅の画像をぼかすといった対応)の申請を受け付けるとして、ストリートビューのドイツ対応を実施する予定だ。こういった面でもオプトアウトというのがGoogleらしい。
10月21日のGoogleのブログ記事によると、このオプトアウトについて、24万4237世帯から求められたとある。この数は対象地域845万8084世帯の2.89%に当たる。これ全部に対応するのは大変そうだ。
European Public Policy Blog: How many German households have opted-out of Street View?
ドイツだけでなく、イタリアでも、地図にマッピングされる前に市民に知らせるように要請されたり、チェコでは、やはりプライバシーを侵害するとして今以上の画像のキャプチャーは禁止されている。ヨーロッパは、プライバシーの侵害について、かなりセンシティブなんですね。
BBC News - German Street View goes live with enhanced privacy
それにしても、今回、ドイツのランドマークのストリートビューを見ていて、Google Mapsの見えが若干セカイカメラっぽくなっていて、驚きました。ストリートビューをスクロールしている時に、Panoramioの写真やGoogle Placesアイコンがマッピングされたり。セカイカメラを参考にしたんでしょうか。
※埋め込んだGoogle Mapsの下にある「View Larger Map」をクリックすると確認できます。
View Larger Map
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