例えばGoogle検索などのリクエストがVPN接続へ流され、レスポンスが返ってこないのだ。
これを回避するには、VPN接続のIP設定で、「リモートネットワークでデフォルトゲートウェイを使う」のチェックボックスをオフにすることだった。
上記ポイントを抑えた上で、VistaでPPTP VPN接続を設定する方法をまとめてみた。
Windows VistaのPPTP VPN接続設定
1.「コントロールパネル」で「ネットワークの状態とタスクの表示」をクリック
2.「接続またはネットワークのセットアップ」をクリック
3.「職場に接続します」をクリック
4.「インターネット接続(VPN)を使用します」をクリック
5.「インターネットアドレス」「接続先の名前」を記入し、「今は接続しない」にチェックを入れて「次へ」をクリック
VPNの使用準備完了後に行なう設定があるので、「今は接続しない」にチェックを入れて準備直後に接続しないようにする。
6.「ユーザー名」「パスワード」を入力し「作成」をクリック
7.「接続の使用準備ができました」と表示されるので「閉じる」をクリックして画面を閉じる
8.「ネットワークと共有センター」の画面から「ネットワーク接続の管理」をクリック
9.先ほど作成した接続先の名前を右クリックして「プロパティ」をクリック
10.「ネットワーク」タブから、「インターネットプロトコル バージョン4(TCP/IPv4)」を選択して「プロパティ」をクリック
11.「詳細設定」をクリック
<ポイント!>
12.「IP設定」タブで「リモートネットワークでデフォルトゲートウェイを使う」のチェックボックスをオフにするこれで、LANとVPNの同時接続時に、パケットがVPNへ全て流れるようなことはなくなる。
なお、PPTP VPN接続は1つだけでなく、複数同時接続も可能。
また、Windows 7でも画面のニュアンスが若干異なるだけで、設定方法はほぼ同じようだ。
windows 7でPPTP VPNに接続する一例 [doku@ainoniwa]