2010年10月19日火曜日

ジョブズ氏曰くiOSとAndroidの違いは「integrated versus fragmented」

アップル社の第4四半期収益の発表の場にスティーブ・ジョブズ氏が登場し、5分ほどスピーチをしたようだ。
その模様がYouTubeで「見れないが、聞ける」。It’s a must-listenだ。

彼が逆さまなのはご愛嬌^^?



このスピーチの中で、ジョブズ氏は、

GoogleはAndroidをオープンでiOSをクローズドと特徴づけようとしている。でもそれは不誠実だ。iPhoneとAndroidの本当の違いは”統合されているか、バラバラか”ということだ、と語っている。
Google likes to characterize Android as open and iOS as closed. We think this is disingenuous. The real difference between the iPhone and Android is, “integrated versus fragmented.”

確かに、様々な種類のOSバージョン、画面サイズや、インターフェースの違いなど、機種の違いにあわせてテストしたり、異なるバージョンをマーケットに用意したりという手間が、Androidの場合は必要だ。

iOSでは、Appleが用意している幾つかの動作環境のみに集中すればよいので、開発者は真にクリエイティブなことだけに注力できるかもしれない。


でもね、ジョブズ。
一生懸命企画して、開発して、テストして、それでもAppleの審査に通らない、リリースできない場合があるというのは、開発サイドにとってはすごく負荷が高いしリスキーなことなのですよ。

作れば直ぐにマーケットに出せるという自由さは、何ものにも代えがたい価値のように、最近私は痛感しています。

1 件のコメント:

  1. 「作れば直ぐにマーケットに出せる」ここは「オープン」の議論でかなりポイントだと思います。

    最近のAndroid搭載スマートフォンでは、独自UIのAndroidも多くなっていますが、はたしてiOSでこれができるかといったらそうではありません。

    いいわるいは別として、これは明らかにオープンだと言えると思います。逆に言えば、iOSはやはりクローズドといえると思います。

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